兵庫県香美町の水産加工会社=ズワイガニの約7割をロシア産が占める。

カニ・ウニ・紅ザケ、ロシア産供給懸念…輸入滞れば価格高騰も

2022年3/12(土) 

 

news.yahoo.co.jp

 

 ロシアによるウクライナ侵攻の影響で、ロシア産水産物の供給不足への懸念が高まっている。日本にとってロシアは世界3位の水産物の輸入先で、カニやウニ、紅ザケはロシア産の輸入シェア(占有率)が最も多い。輸入が滞れば価格が高騰する可能性が高い。

 

シェア1割

 

 日本は国内で消費する水産物過半数を輸入で賄っている。農林水産省によると、2021年のロシアからの水産物の輸入額は1381億円と、中国、チリに次ぐ規模で、水産物輸入全体の8・6%を占める。このうちカニは380億円でロシア産のシェアは56%、加熱して食べる紅ザケは151億円で79%、ウニは98億円で47%に上る。

 

 豊洲市場の仲卸業者「マルツ尾清」の担当者は、「ウクライナ情勢の緊迫化でウニの仕入れが減るのではないか」と気をもむ。ウニの調達先は、北方4島のロシア産やチリ産など輸入が7割、国産が3割程度だ。

 

 ウニはすでに、北海道での昨秋の赤潮被害の影響で、国産が品薄の状態だ。豊洲市場では今年1月の国産ウニの平均卸売価格は1キロ・グラムあたり3万2974円と、前年同月に比べ4割上昇した。輸入ウニも同2万5851円と5割以上の高値だ。ロシア産の供給が細れば、高値に拍車がかかる可能性がある。

 

 兵庫県香美町の水産加工会社は、取り扱うズワイガニの約7割をロシア産が占める。ロシア産の確保が不透明となったため、今後は他国や国内での調達を目指すが、見通しは立っていない。この会社の社長は「何とか調達できても、値上げは避けられそうにない」と話す。

 

報復

 

 ロシアから今後水産物の輸入が難しくなりそうなのは経済制裁で国際決済網からロシアの一部銀行の排除が決まり、ロシア企業への代金の支払いができなくなる公算が大きいためだ。

 

 

 

 

 

おいおい!

すし銚子丸「客から残念だという声多い」…ノルウェー産サーモン、販売休止へ

2022/03/12

 

www.yomiuri.co.jp

 

 ロシアが一部の国に領空の飛行を禁止したことも、水産物の調達に影響を及ぼし始めた。ノルウェー産の生サーモンが入荷できなくなっており、外食業界などでは代わりの魚の調達を急いでいる。

 

 

 

 

 

回るお寿司が急停止?!

最早日本では、半農半漁の自給自足!

あ!農業は、種子法で・・・