岸田首相・十倉経団連会長「2日連続会食」のナゼ 分単位のスケジュールの中、背景に注目 「政府と財界は同じ課題に直面」識者
2022.3/31
岸田文雄首相は29日と30日の夜、経団連の十倉雅和会長と会食した。分単位のスケジュールに追われる多忙な首相が、日本最大の経済団体トップと2日連続で会った背景が注目されている。
岸田首相は29日夜、東京・紀尾井町の日本料理店で、十倉氏や三村明夫日本商工会議所会頭、宮永俊一三菱重工業会長、国部毅三井住友フィナンシャルグループ会長ら財界の重鎮と会食した。
30日夜には、六本木の会員制鉄板焼き店で、再び十倉氏と顔を合わせた。会食には経団連の4人の副会長が同行した。
自民党では同日、ウクライナ危機を受けて岸田政権が4月末にも策定する緊急経済対策の議論が本格的に始まった。
このタイミングで、岸田首相と十倉氏が連続会食した背景とは何か。
政治評論家の伊藤達美氏は「政府と財界は、燃料代や電気代、物価の高騰など、同じ課題に直面している。岸田首相としては『聞く力』を発揮し、財界の空気感を読もうとしたのだろう。政財官界がスクラムを組み、緊急対策を講じなければ国民生活がさらに困窮化するとの強い危機感が背景にあるようだ」と語っている。
何故?緊急経済対策の議論が『六本木の会員制鉄板焼き店』での会食?!ふざけるな!だよね!
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