「原告が申請した証人尋問はすべて必要ないと判断します」

森友問題・佐川氏らの証人尋問認められず…「希望の光が消えた」が終わらない

2022/05/26

www.nikkan-gendai.com

 

司法が、裁判をする気無し!殺人ほう助者連中を放置?!

 

ここからが、記事の本文です!

 

 終わった。みんなそう思うだろう。私も最初はそう思った。

でも、終わらない。終われない。

 

 25日、大阪地裁での弁論。開始早々に中尾彰裁判長が告げた。

 

「原告が申請した証人尋問はすべて必要ないと判断します」

 

 原告の赤木雅子さんが申請していた、被告・佐川宣寿財務省理財局長をはじめ財務省幹部。それに、公文書改ざんを苦に亡くなった赤木俊夫さんの直属の上司だった池田靖さん。改ざんに深く関わった財務省職員5人の証人尋問は、この裁判長の一言ですべて退けられた。

 

 その時、私は傍聴席から原告席の赤木雅子さんの姿を見ていた。表情を変えずに、じっと裁判の行方を見つめているように見えた。弁論が終わった後、マスコミ各社の取材に「希望の光が消えた」と語った。

 

■次回、雅子さんが意見を陳述

 

 もともと、真実を知りたいという願いで始めた裁判だ。その切り札となるはずだったのが、佐川氏をはじめ改ざんに関わった財務省の人々の証人尋問だった。それがすべて退けられた以上、裁判で真相解明の道は断たれたに等しい。裁判は次回、赤木雅子さん本人が意見を述べる機会を設けた上で、審理を終え、判決を迎える見通しだ。そして、その判決は敗訴となるであろう。だから「希望の光が消えた」というのは、まさにその通りだ。

 

 でも、それですべてが無になるわけではない。赤木雅子さんは同時に語った。

 

「裁判を起こしてよかったと思います。夫が亡くなって2年間、何もできずにいたけど、起こしてから2年間は、少しずつだけど、いろんなことがわかりました。多くの方にこの出来事を知ってもらうこともできました。無駄ではなかったと思います」

 

 そして、最後に付け加えた。

 

「まだできることはあると思います。これからじっくり考えてみます」

 

 雅子さんは最後に意見を述べる機会を設けられた。そこで亡き夫、赤木俊夫さんが死の間際に残した「手記」と題した事実上の遺書について語るつもりだ。夫が必死の思いで書いた改ざん告発の文書。夫が伝えたかったことを、夫に代わって語ること。それが自分にできる精いっぱいのことだと思うから。そこには

次のように記されている。「元は、すべて、佐川理財局長の指示です」「刑事罰、懲戒処分を受けるべき者 佐川理財局長」

 

 佐川さんは今頃、祝杯をあげているのだろうか? そんなことはないだろう。

裁判が終わっても佐川さんが幸せになることはない。真相を隠したまま、心穏やかになることはないはずだから。

 

相澤冬樹ジャーナリスト・元NHK記者さんの記事でした!

1962年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。1987年NHKに記者職で入局。東京社会部、大阪府警キャップ・ニュースデスクなどを歴任。著書『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』(文藝春秋)がベストセラーとなった。

 

 

 

 

 東日本大震災、そして福島原発事故が発生したのは、その3日後、3月11日のことだった。3月14日午前11時01分の福島3号核爆発は、まさに原子力公益通報「泊3号減速材温度係数測定検査」と同じ原理であった。

groups.google.com

 

一部を抜粋

 

120%敗訴を覚悟で、原子力公益通報裁判に訴えた。

 私が行った4件の原子力公益通報は下記のとおりである。

(1)泊原発3号機使用前検査での記録改ざん命令について

 

(2)その記録改ざん命令の是正処置を行わず、問題を放置したJNES(原子力安全基盤機構)組織のあり方について


(3)1999年に敦賀2号機で起きた再生熱交換器連絡配管破断事故の原因究明をめぐる問題について


(4)JNES(原子力安全基盤機構)において、検査ミスを報告する際に本来の報告書を使わず、簡略化した書式(裏マニュアル)で済ませていることについて

 

 2011年3月8日、いつまでたっても公益通報を記事にしない経産省記者クラブの記者たちに、私は「このまま公益通報を記事にしないで、公益通報(内部通報)が無視されている状態が続けば、明日にでもチェルノブイリ級の大事故が生じる。すぐに記事にしてください」と警告メールを送った。

 東日本大震災、そして福島原発事故が発生したのは、その3日後、3月11日のことだった。

 

3月14日午前11時01分の福島3号核爆発は、まさに原子力公益通報「泊3号減速材温度係数測定検査」と同じ原理であった。

 福島原発事故以降は、日本最強の脱原発弁護団を擁して、東京地裁から東京高裁、最高裁へと舞台を移しながら闘った。

 

しかし、いかんせん、行政府に支配された裁判所では、健闘むなしく全面敗訴という結果に終わった。これら全ての経緯は、私の著書『原子力ドンキホーテ』(ぜんにち出版)に、実名記録としてまとめている。
⇒ http://goo.gl/ovNnlY

 

 

 

 

福島原発事故は人災だよ!

 

何度でも言う! 安倍首相こそが福島原発事故の最大の戦犯だ! 第一次政権で津波による冷却機能喪失対策を拒否

2019年3月11日

 

www.excite.co.jp

 

 

 

 

元裁判官による「告白の書」

発売日
2014/02/19

www.bookbang.jp

 

[レビュアー] 山村杳樹(ライター)さんの記事です!

 

一部を抜粋

 

裁判所の暗部で進行している事態を知る機会はなきに等しい。本書は、東京地裁最高裁などで三十三年にわたり裁判官の職に在り、二年前に教職に転じた著者による告発と問題提起の書である。日本の裁判所の特徴は「上命下服、上意下達のピラミッド型ヒエラルキー」にあり、それは「最高裁判所事務総局中心体制」によって構築、統制されていると著者はいう。

 

 この体制のもとで、露骨な情実人事、恣意的な再任拒否、退官強要などが横行し、裁判官たちは萎縮し、「事件処理」に専心し、事務総局の意向にひたすら追随する体質を身につける。著者は、日本の裁判所は、「精神的被拘束者、制度の奴隷・囚人」たちを収容する「収容所群島」であるとまで書き、「精神的奴隷に近い境遇にありながら、どうして、人々の権利や自由を守ることができようか?」と問いかける。

 

 

 

 

 

森友事件、海外では「アベゲート」と報道。米国なら大統領でも終身刑

2018年3月18日

 

www.mag2.com

 

 

 

 

 

上記の様に、司法!裁判官が犯罪者の言いなりでは、法治国家ではない!

まあね、実際に国会で一国の首相が何百回と偽証しても、何も変わらない!