「捨てられる茎から作ったシャンプーを使いながら、物を大切にする気持ちを再認識してほしい」

ワカメエキスでつや髪に 廃棄の茎活用しシャンプー開発

2022年6/12(日) 

 

news.yahoo.co.jp

 

 東日本大震災後、神奈川県から岩手県陸前高田市に移住したワカメ養殖業の三浦尚子さん(31)が、広田湾で育てたワカメのエキスを活用したシャンプーを発案し商品化された。原料には、ほとんどが海に捨てられるという茎を活用。髪の毛につやとまとまりが出るという。「製品を通じ海の恵みや自然の循環について考えてほしい」と話す。

 

陸前高田に移住の女性、収穫作業からヒント

 

 三浦さんは相模原市出身。玉川大(東京)の4年生だった2013年、ゼミの活動で陸前高田市を訪問した。卒業後に1カ月間、ワカメ収穫のアルバイトに参加する中で養殖業に関心を持ち、移住を決めた。

 

 市内でワカメとカキの養殖を手がける「マルテン水産」に就職。19年春、漁場に空きが出たため、「自分でやってみたい」という意欲が高まった。

 

 地元の漁師の理解を得て、20年に広田湾漁協の正組合員となり、現在は湾内で長さ約2キロの養殖ロープを張ってワカメを育てている。

 

 収穫作業にいそしむうち、「捨てられるワカメの茎を何かに利用できないか」と思い立ち、商品開発に取り組み始めた。

 

 知人の紹介で奥州市に研究拠点を持つ化粧品販売会社「ファーメンステーション」(東京)に相談。ワカメには、髪の毛に膜を作り整える働きを持つアルギン酸が含まれ「ヘアケア製品に向いている」と提案され、商品の完成に結びついた。

 

 自身も海の作業で髪や肌が傷むことを気にしていたという三浦さん。「捨てられる茎から作ったシャンプーを使いながら、物を大切にする気持ちを再認識してほしい」と話す。

 

 ブランド名は「ura」で、シャンプーとコンディショナー(いずれも300ミリリットル)は各4500円。陸前高田市観光物産協会や奥州市の雑貨店のほか、ウェブサイトで販売している。

 

河北新報さんの記事でした!

 

 

 

 

??各4500円。は ちと高い?!

ワカメには、髪の毛に膜を作り整える働きを持つアルギン酸が含まれ

もう少し、効能が欲しいですね!