竹中平蔵氏の年金制度持論がSNSで袋叩きに…「結局、次世代へのツケ回しでは?」
2022/10/21
元総務相で経済学者の竹中平蔵氏(71)の発言に対し、SNSなどで怒りの声が広がっている。
竹中氏は19日放送のABEMA「Abema Prime」に出演。国民年金の保険料納付期間について、政府が現行制度の「40年間」から「45年間」に変更することを検討する、などと報じられたことに触れ、こう持論を展開していた。
「若い世代から『年金をもらえるのか』『年金で暮らせるのか』っていう質問がありましたけども。『もらえるのか』ということに関しては、これはもらえます。要するに一般会計からの充填もあるわけですから。民間より絶対的に有利で、かつ政府というのは課税権を持っているわけですから」
この発言が報じられ、さすがは経済学者! との声が上がると思いきや、SNSの反応は違った。
《課税して集めた金を配ればいいと。つまり、足りなければ国民から徴収すればいいじゃん、では意味なくないか》
《ん? 結局、次の世代にツケ回しすることになるのでは。それでOKってこと?》
《政府は「100年安心」の制度設計と言っていたのでしょ。なら、なぜ、今、納付期間の延長や課税権の話が出てくるの》
かつて、大企業が儲かれば、庶民生活も恩恵を受けるという「トリクルダウン説」の“旗振り役”と報じられたこともあった竹中氏。ギリギリの生活費で暮らしている庶民の心はなかなか理解できないようだ。
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