「試掘権」と、CO2の「貯留権」が与えられる

二酸化炭素を地中に埋める「CCS」事業者を許可制に 政府、関連法案を閣議決定

2024年02月13日(火) 産経新聞さんの記事です!

news.yahoo.co.jp

 

火力発電所や製鉄所などで生じる二酸化炭素(CO2)を回収して地下に埋めることで排出削減する「CCS」技術について、政府は13日、事業者を許可制にすることなどを定めた関連法案を閣議決定した。脱炭素社会に向け今国会での成立、年内の施行を目指す。

CCSは、工場などの排ガスからCO2を分離して回収、パイプラインで別の設備に送り、圧力をかけ地下深くに埋める。資源エネルギー庁によると、すでにノルウェー、カナダで実用化されている。

 

CO2を回収して埋める「CCS」、実証試験を経て、いよいよ実現も...資源エネルギー庁 - 経済産業省さんからお借りしました。

 

 

■苫小牧沿岸で実証

 

砂岩の上に泥岩がある地層が望ましく、CO2は隙間の多い砂岩層にため、密度の高い泥岩層がふたの役目をする。日本でこうした地層は海底に多く、北海道苫小牧市の沿岸部で実証実験が行われた。

今回の法案では、CO2をためる区域を国が指定し、事業者を公募する。認可を受けた事業者は地層を調べる「試掘権」と、CO2の「貯留権」が与えられる。すでに採掘が進められている区域に対しては、国が指定せず直接権利を与える場合もある。事業環境を整備し、政府は令和12年までの事業開始を目指す。

補助金で支援も

また政府は同日、発電や乗り物の燃料に使える水素・アンモニアを製造販売する企業を財政支援する新法も閣議決定した。水素・アンモニアは燃焼してもCO2を排出しない、化石燃料代替エネルギー源として期待されている。販売価格が化石燃料より高いことから、新法では安く販売できるよう、差額を埋める補助金を創設する。

(織田淳嗣)さんの記事でした。

 

 

 

金権政治家連中が、新法も閣議決定した。