自民派閥「偽装解散」指摘も 政治団体、事務所が存続
2024年04月19日(金) JIJI.COM時事通信社さんの記事です!
自民党内で、「解消宣言」したはずの派閥が形式上、存続し続けている。
政治団体の届け出は取り下げられず、事務所も残ったまま。各派は、政治資金の処理作業などを理由に挙げるが、与野党から「偽装解散だ」との声が出ている。
18日昼、麻生派が東京都内の事務所で開いた「例会」。居並ぶ所属議員を前にあいさつした麻生太郎副総裁は衆院3補欠選挙に触れ、「経験、実行力を伴うのは自民党をおいてほかにない」と奮起を促した。
裏金事件の発覚前、党内6派では毎週木曜日、同様の光景が見られた。しかし、安倍、岸田、二階、森山各派が相次ぎ「解散」を表明。17日に茂木派も追随し、残りは麻生派のみとなった。
もっとも、実際に派閥が姿を消したとは言いがたい。派閥を構成する要件の一つは、政治資金規正法に基づく「その他の政治団体」の届け出。「解散」を打ち出した5派は、いずれもこれを取り下げていない。
裏金事件で多くの処分者を出した安倍派は「弁護士費用の精算などで作業が長引く可能性もある」(関係者)と説明。岸田派も事務所閉鎖や届け出取り下げの準備を進めているという。二階派は、元幹部が当選回数ごとの懇親会を開催。二階俊博元幹事長は「人は自然に集まる。自然体でやる」と語っている。
一方、茂木派は「政策集団」として活動を続ける方針を示しており、茂木敏充幹事長は「集まり、結束は大切にしたい」と強調。18日は若手を中心に昼食会を開いた。
岸田文雄首相の党総裁任期は9月まで。来るべき総裁選を見据え、従来の枠組みを維持して影響力を温存したいという、各派有力者の本音も透ける。
野党側は、国会審議で「口だけで『解散します』と言っても駄目だ」(立憲民主党の辻元清美氏)と批判。自民党の閣僚経験者も「現状はどう見ても『やるやる詐欺』だ」と断じた。
花幸🌸
@GyTOGf3RTanlp98さんのTwitter記事からです!
そゆこと pic.twitter.com/Xlnv3ohkcF
— 花幸🌸 (@GyTOGf3RTanlp98) 2024年3月23日
澤田愛子
@aiko33151709さんのTwitter記事からです!
メディア、特にテレビ報道があまりにひどくなっている。少し良識のある人はみなさん、同じことを言っています。おそらく、自民党から相当なカネがテレビ局に流れているのだと思う。原資は官房機密費、一連の自民党議員の裏金、自民党議員各人への政策費とか。 https://t.co/3KLfC4axg1
— 澤田愛子 (@aiko33151709) 2024年4月16日