識者は「公正な選挙を揺るがす事態」だとして、制度の改正を求めている。

民主党」は立民?国民?案分された35万票の民意 専門家「公正揺るがす」

2021/12/3

 

 

川口 安子、金子 晋輔、湯之前 八州さんの記事

 

f:id:magotosanpo:20211203142312p:plain

公正揺るがす事態」案分された35万票の民意 両党の責任も重く ... news.yahoo.co.jp

 

f:id:magotosanpo:20211203142923p:plain

民主党」は立民?国民?案分された35万票の民意 専門家「公正 ... www.nishinippon.co.jp

 

 10月31日に投開票された衆院選比例代表九州ブロックで、立憲民主党国民民主党が共に略称とした民主党記入された票が

35万6832票に上ったことが、西日本新聞の集計で分かった。どちらの党への投票か判断がつかず、公選法の規定で両党の得票に応じて案分された。有効投票数の5・7%、両党の得票合計の23・1%を占め、国民の最終得票より多かった識者は「公正な選挙を揺るがす事態」だとして、制度の改正を求めている。

 

 本紙が各地の選挙管理委員会に取材して集計したところ、同ブロックで「民主党」票が最も多かったのは福岡県の10万8220票。有効投票に占める割合では沖縄県の7・9%が最高だった。

 

 案分の結果、小数点4位以下を切り捨てた29万2981・440票が立民に6万3850・267票が国民に振り分けられ、両党に上乗せされた。得票に占める案分の割合は立民が23・1%、国民が22・8%に達した。

 

 今回、九州ブロックでは立民が4議席、国民が1議席を獲得したが、議席を得られなかったれいわ新選組社民党の得票数は、案分が加えられた国民に迫っていた。同じ略称が使われなければ、各党の議席数が変わっていた可能性がある。

 

 公選法は政党名を略称で投票することを認め、複数の政党の同一略称を禁じていない。ただ、案分は有権者の意思を正確に反映しないばかりか、小数点以下に分配されることを前提に投票すれば、1票で複数の政党を支持することも可能。実際、立民、国民両党の支持母体である連合の関係者によると、10月の衆院選投票前に「両党のどちらも支援しているので、あえて『民主党』と書く」と語る組合員もいたという。

 

 九州大大学院法学研究院の岡崎晴輝教授(政治理論)は「1票を分割して複数の政党に投票することが事実上可能となる。他の政党に投票した有権者から不公平と見なされても仕方がない」と指摘。「政党名を書く『自書式』の投票方法から、投票用紙にあらかじめ記された政党に○などを付ける『記号式』に変えれば、こうした問題は起こりえない。改善すべきだ」と訴えている。(川口安子、金子晋輔、湯之前八州)

 

 

 

 

 

おいおい!
これだけの票数を無視!(九州ブロックだけでこの数)
何も対処しないで総選挙をした
政府・政権の無知・無能・無責任が原因!