このプロジェクトは、炎上必至かつ失敗確実の案件である。

防衛費増額の理由のひとつ 失敗確実な「国産戦闘機」開発をやめれば4兆円も浮く

(文谷数重)さんの記事です!

 

2023年2月11日(土)

 

防衛費増額の理由のひとつ 失敗確実な「国産戦闘機」開発をやめれば4兆円も浮く(文谷数重)(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース

 

【防衛費倍増 これだけの疑問】#5

 

 はたして、岸田政権が進めている「新戦闘機開発」はうまくいくのだろうか。防衛省は英、伊との3カ国共同で次期戦闘機であるFXの開発を進めている。この事業は成功するのだろうか。

 

 

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その実現は防衛費増額の理由のひとつである。100機の製造配備を含めると20年で5兆円程度となり、従来の予算規模では賄いきれない計画である。しかし、このプロジェクトは、炎上必至かつ失敗確実の案件である。

 

 第1に性能は不満足となる。まず日本には最新戦闘機を造る能力はない。かつて期待を集めた国産戦闘機F2は、米F16のコピーで終わってしまった。性能はほとんど変わらないにもかかわらず、値段は3倍の失敗作であった。

 

 同様に英伊にも一流戦闘機を造る能力はない。もちろん日本よりはマシではある。ただ両国が開発した最新作のタイフーンも二流機で終わった。FXは二流機にとどまるに違いない。現用のF35戦闘機を超える見込みはない。

 

 加えてエンジンの不利もある。日本向けFXには、国内開発エンジンを搭載する予定だ。ただ同様に国内開発型を積んだ国産の哨戒機P1、練習機T4、国産ヘリOH1は、すべて深刻なエンジン不良の問題を抱えている。

 

 第2には納期が読めない問題である。航空機開発は計画遅延が常態化している。戦闘機製造で二流の英伊、三流の日本では、その弊害も大きくなる。いつ完成するかはわからない。しかも、その間に米国は次世代戦闘機NGADを完成させるだろう。FXよりも1世代分は新しい戦闘機だが、開発順調である。FXは旧式機となる運命にある。

 

第3が予算超過である。現時点での事業総額はざっと3.5兆円といわれている。実際には5兆円は必要となるだろう。航空機の開発費や生産単価も超過が常態化している。

 

 これも国産のF2戦闘機やP1哨戒機、C2輸送機がたどった道である。ちなみにC2は、搭載重量3倍の米輸送機C17と同じ値段となった。このFXをやめれば防衛費増額の必要性は減る。その代わりに1機100億円で買えるF35を100機買い増しすれば、合計1兆円で済む。5兆円から差し引き4兆円を節約できるのである。

 

(文谷数重/元3等海佐・軍事研究家)さんの記事でした!

 

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