ノートテイカー(記録係)も参加しない「テタテ会談」だったことである。

7時間超に衝撃、日中高官協議の謎 水面下で米側との〝擦り合わせ〟も 11月下旬の岸田・習会談の実現を目指す

2022.8/30

歳川隆雄さんの記事です!

www.zakzak.co.jp

 

8月17日に中国の天津特別市で行われた、秋葉剛男国家安全保障局長と、楊潔篪共産党政治局員の7時間会談は在京外交団にも衝撃を与えた。

 

では、この日中高官協議のどこが衝撃と言うのか、である。

 

まず、夕食を交えたにしても7時間超というのは驚きである。

 

8月17日に中国の天津特別市で行われた、秋葉剛男国家安全保障局長と、楊潔篪共産党政治局員の7時間会談は在京外交団にも衝撃を与えた。

では、この日中高官協議のどこが衝撃と言うのか、である。

まず、夕食を交えたにしても7時間超というのは驚きである。

同日午前8時前、日本航空(JAL)チャーター機羽田空港を発った秋葉氏は、昼過ぎに天津に着き、ホテルにチェックインした。

 

その後、同日夕に市内にある共産党中央対外連絡部の施設を訪れた。そして、楊氏とのロングラン会談は深夜まで行われたのだ。

 

次に指摘すべきは、秋葉・楊会談は通訳とノートテイカー(記録係)も参加しない「テタテ会談」だったことである。楊氏は英語が堪能である。すなわち、同会談の中身は両氏の頭の中に残されているだけだ。

 

※正しくはカタカナ英語で「テタテ」と言い、テタテの会談、と言われる政治関連用語だった模様でした。

yaoyolog.com

 

元記事に戻ります

 

ここで想起されるのは、昨年の3月に米アンカレジで行われた米中外交・安保高官協議のこと。

 

ジョー・バイデン米政権発足後、初めてジェイク・サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は、中国の習近平国家主席共産党総書記)最側近である楊潔篪氏と2日間に及ぶ会談に臨んだ。この米中高官協議には、双方から専門家が陪席した。

 

だが、これを契機に、サリバン氏がバイデン大統領の、楊氏が習主席の代理人として、両首脳のホットライン役を担っている。

 

件の秋葉氏の天津訪問に戻る。

 

実は、8月2日午後2時(米東部時間)から、秋葉氏はホワイトハウスでサリバン氏と会談していたのだ。岸田文雄首相が前日(同)にニューヨークの国連本部で開かれた核拡散防止条約(NPT)再検討会議で演説後、首相一行と別れて、ひそかに首都ワシントン入りした。

 

秋葉氏は日中高官協議前に、米側のカウンターパートであるサリバン氏と擦り合わせを行っていたのだ。

 

これは一体何を意味するのか。

 

筆者は、実は18日午後に懇談した首相官邸幹部から、「秋葉氏が楊氏に会談を申し入れたのは2カ月前で、楊氏から日時・場所を指定した訪中要請が届いたのは2週間前」と聞いていた。

 

つまり、林芳正外相が王毅国務委員兼外相から日中外相会談をドタキャンされる前から、水面下で準備されていたということである。

 

相次ぐなぞなぞで恐縮だが、この事実をいかに解釈すべきか。解は、バイデン・習会談同様に、11月下旬の岸田・習会談の実現を目指しているのだ。 

(ジャーナリスト・歳川隆雄)さんの記事でした!

 

 

 

 

ここに、『憲法よりも国会よりも強い、日米「秘密会議」の危ない実態』が、関わってきた!

憲法よりも国会よりも強い、日米「秘密会議」の危ない実態

2017.10.24

gendai.media

 

 

 

 

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日本の政治?って誰が主権者?!