監査の際にタコグラフを見ればどのような状況なのかは一目瞭然

労働環境改善っていうけどトラックドライバーにとっては「重荷」! 運送業界を悩ませる「430休憩」って何?

2023年07月20日(木) WEB CARTOPさんの記事です!

労働環境改善っていうけどトラックドライバーにとっては「重荷」! 運送業界を悩ませる「430休憩」って何?(WEB CARTOP) - Yahoo!ニュース

 

人手不足の運送業界で本当にきちんと休憩が取れるのかに疑問

 

 いま、運送業界で話題になっているのが「2024年問題」で、これは残業時間などが中心。じつはもうひとつ関係する問題があって、それが「430休憩」だ。「430」の読み方は「ヨンサンマル」で、なにを表しているかと言うと、4時間以上の連続運転をする場合は30分の休憩が必要というもの。これは30分連続でなくても、1回あたり10分以上であれば分割して取ることも可能となっている。

 

 430休憩自体は平成元年にすでに始まっているのだが、問題は荷下ろしについては運転はしていないので「休憩等」としてこれに含めていることそれが2024年4月1日からは「休憩」に変更されるのが大きなポイントに。「等」が取れることで、純粋な休憩を取る必要が出てくることになる。

 

 この430休憩に違反しても罰則はなく、渋滞などで取れない可能性もある。また、走る場所によってはうまく規定通りに休憩できるとは限らないので、取れるようになったら速やかに取る必要がある。

 

 監査の際にタコグラフを見ればどのような状況なのかは一目瞭然なので、意図的に休憩させていない場合は会社に対して改善指導だけでなく、行政処分が下される可能性もある。

 

 そもそも4時間で30分の休憩というのは一般企業にしてみると当たり前の割合だけに、ドライバーのきつい労働環境の改善に役立てばいいとは思う。

 

 ただし、現在の運送業界にこれを受け入れる余裕があるかというとかなりの疑問だ。納品時間厳守が鉄則だけに、荷主の理解も必要だし、運行に余裕をもたせると人手も必要になってくるかもしれない。我々にとってはまわりまわって製品価格にも影響が出てくることも考えられるだけに、社会全体の理解も必要になるだろう。

近藤暁史さんの記事でした!

 

 

 

吾輩、元4トン車にて長距離運転手の経験者

※「監査の際にタコグラフ」=『デジタコ』を導入している事業所が多く点数制で給与にも関係で運転手泣かせ!(走行も実車Or空車・停車も荷下ろしOr休憩)

北九州からで、大阪(近畿地方)は翌日着(ほとんど一般道)場合によっては愛知県・三重県も翌日着(積み込み時間・距離を考えれば無理!)睡眠時間を減らすだけ

関東は翌々日(中1日)・東北地方は中2日・北海道は中3日

 

余談ですが、昭和時代大阪在住で、宵積みで神戸下ろし、都市高速で門真市積み込みで神戸市下ろし、枚方市積み込みで翌朝愛知県春日井市下ろし・積み込みで名古屋港下ろし・春日井市積み込みで名古屋港下ろし・中津川市積み込みで翌日門真市下ろし

通常は神戸市2回の門真市積み込み、上記は月1回Or月2回

※4トン車の新車450万円を1年半で減価償却していたらしいです!