米国で予算編成権を握るのは、政府ではなく議会。

ウクライナ支援に暗雲 米議会混乱で途絶懸念

2023年10月05日(木)JIJI.COMさんの記事です!

ウクライナ支援に暗雲 米議会混乱で途絶懸念(時事通信) - Yahoo!ニュース

 

【ワシントン時事】マッカーシー米下院議長が解任されたことで、米議会で審議中のウクライナ支援予算案の行方に不透明感が強まった。

 

 バイデン大統領は3日、日本や英国、欧州連合EU)などの首脳と電話会議を開き、支援継続に取り組む姿勢を強調。だが、最大の後ろ盾だった米国の政治混乱は、ロシアの侵攻が続くウクライナの反転攻勢にも影を落としかねない。

 

 「短期間でも支援が途切れれば、戦況は一変する。プーチン(ロシア大統領)は、われわれが折れるまで戦争を続けようと考えるだろう」。米国家安全保障会議NSC)のカービー戦略広報調整官は3日の記者会見でこう警告し、切れ目ない支援の必要性を訴えた。

 

 米政府機関の一部閉鎖を回避するため9月末に成立したつなぎ予算からは、下院多数派を握る共和党の賛成を取り付けるため、ウクライナ支援分が除外された。日米欧首脳の電話会議は、バイデン氏が同盟国に事情を説明するのが狙いだったとみられる。ホワイトハウスによると、参加した他の首脳は米議会の状況に理解を示した。

 

 米国で予算編成権を握るのは、政府ではなく議会。バイデン氏はウクライナ支援予算案の迅速な可決を議会に呼び掛けていたが、その直後の下院議長解任で、早期可決の希望はあっけなくついえた。

 

 カービー氏は議会が追加資金を承認しなければ、米国の支援は「あと2カ月程度で底を突く」と指摘。国防総省によると、米軍が保有する武器を大統領の権限でウクライナに供与できる支援枠が約54億ドル(約8100億円)分残っているだけだ。

 

 議会内でも混乱長期化への懸念が募っている。ダックワース上院議員(民主)は「上下両院の超党派の多数派が賛成している。(ウクライナ)支援継続を政治問題にしてはならない」と強調したが、マッカーシー氏を解任に追い込んだ共和党の強硬右派は支援に強く反対。予算案審議の先行きは見えない。 

 

 

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