日テレ再開発で「番町エリア」に“掟破り”の超高層ビル計画 セレブも名門女子校も大反対!
2023年4月2日(日) 日刊ゲンダイDIGITALさんの記事です!
日テレ再開発で「番町エリア」に“掟破り”の超高層ビル計画 セレブも名門女子校も大反対!(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース
「説明が不十分で住民が納得していないにもかかわらず、日テレは再開発を強行しようとしている。周辺の景観や環境を守ってきたルールを変えてまで、なぜ千代田区は一企業にだけ容積率緩和の特例を認めるのか」
こう憤るのは「番町の町並みを守る会」関係者。
皇居の西側、東京都千代田区西部に位置する番町エリアは、住宅地の公示地価でトップ10にランクインする高級住宅街。歴史ある名門校が点在する文教地区でもある。
二番町の日本テレビ旧本社跡地の再開発を巡り、日テレと住民が対立。元キッコーマン副会長の茂木七左衛門氏、ノーベル化学賞受賞者の野依良治氏ら、地元名士も反対を表明している。
地区計画で60メートルまでの高さ制限が定められている番町で、高さ150メートルの超高層ビルの再開発構想が発覚したのが2018年。昨年、日テレは高さ90メートルの都市計画案を提出し、容積率を700%に緩和させる地区計画の変更を働きかけていた。
3月30日に開かれた区の都市計画審議会では、住民の合意形成が不十分などの声があがり、計画案の採決はひとまず見送られた。
「60メートルの高さ制限は、日テレが用地買収を進めている四番町でも設けられています。今回の一件が認められてしまうと、なし崩し的に同様の開発が許されてしまい、町並みが激変する恐れがあります」(地元住民)
■セレブも名門女子校も大反対
反対するのはビル風や日照、交通渋滞や混雑を懸念する住民だけでない。
16年に日テレが建設した高さ60メートルのスタジオに隣接する私立女子校の女子学院も、近隣の大妻、雙葉と連携し反対姿勢を示している。
17年には、六番町の雙葉の隣で計画された8階建てのマンション建設が、強硬な反対で中止に追い込まれている。
「日照の喪失など教育環境だけでなく、女子校の場合、校内の様子が丸見えになることが問題視されました」(学校関係者)
だが、日テレ側は広場の一般開放、区の認可保育園への土地の無償提供など、創業の地でのこれまでの地域貢献を強調。区も災害避難所となる広場や歩道の確保、麹町駅の番町側出入り口のエレベーター設置、バリアフリー化など再開発によるメリットをうたっている。
意見書で反対多数の住民に対して町内会長が賛成するなど、エリア内でも温度差がある。
「日テレは番町をTBSが再開発した赤坂のようにしたいのか。都市計画マスタープランで約束された静かで落ち着いたたたずまいを区が率先して台無しにしようとしている」(「守る会」関係者)
今回ばかりは、“金持ち喧嘩せず”とはならないようだ。
桃太郎+@momotro018 さんのTwitter記事からお借りしました!
【結局はカルトや反社の協力を得てでもどれだけ嘘ついても『脱法行為と隠蔽工作と公金を使った世論誘導』】