ラテン語で「風の塔」を意味する単語の頭文字から「VT」と名付けた。

風力発電事業に参入 高層化・大型化で発電量4倍に 會澤高圧コンクリート

2024年02月24日(土)  苫小牧民放さんの記事です!

news.yahoo.co.jp

 

 苫小牧市若草町のコンクリート製造、會澤高圧コンクリート(會澤祥弘社長)が陸上風力発電事業に乗り出した。同社が所有する特許を生かし、陸上風車の高層化・大型化により、発電量を従来品と比べて4倍に増やす計画。工場でコンクリート材を作って現場で組み立てるプレキャストコンクリート(PCa)の部材を組み合わせる工法を用い、コンクリート製のタワーをかさ上げして実現させる。早ければ2026年の実用化を目指す。

 

 

風力発電事業に参入 高層化・大型化で発電量4倍に 會澤高圧  Yahoo!ニュース - Yahoo! JAPANさんからお借りしました。

 

 通常のコンクリートよりも強度を高めたプレストレストコンクリート(PC)で耐震性に優れるタワー。ラテン語で「風の塔」を意味する単語の頭文字から「VT」と名付けた。タワーは高さ40メートル、直径10メートルの八角形状。高さ2・5メートル、幅2~8メートルのパネル60枚を組み合わせて作り、陸上風車の下部に設置してかさ上げ。高層化で発電量を増やすことで、発電単価が従来の半減となり、採算性が向上するという。

 

  陸上風力は現在、高さ80メートル級タワーが主流だが、下部の直径が4・5メートルとなり、設置には制約が多い状況。輸送には特殊車両が必要で、山岳地域では道路の拡幅などで費用がかさみ、採算性の確保が課題だった。同社の技術では、PCaのパネルを工場で製造し、現地に運んでから組み立てるため、輸送は簡単で設置可能な場所も増え、高さ120メートル級タワーを実現できる。
 
  同社は21年4月までにVTのモデルを完成させ、同9月にノルウェーの認証取得などを経て、市場への投入を目指す方針を公表。23年12月にユーラスエナジーホールディングス(東京)、構造計画研究所(同)、清水建設(同)と共同で、高さ145メートルタワーについて、設計や施工の可能性調査を実施した。
 
  50年のカーボンニュートラル温室効果ガスの排出ゼロ)実現に向け、同社は陸上風力発電の必要性を踏まえ、VTの開発を進めている。同社開発営業本部は「陸上風力は既存の風車の建て替えや新規に設置する需要がある。再生可能エネルギーの拡大、普及を図りたい」としている。

苫小牧民報さんの記事でした!

 

 

 

 

ブレードも組み立て式かな?輸入品だと長く輸送コストが掛かっていた。