22年の穀物市場は高止まりが続きそうだ。

過去最高水準にある穀物や食肉の価格 背景には輸入拡大を続ける中国の存在

2022年2/1(火)

 

news.yahoo.co.jp

 

 世界の食料品価格が急激に上昇している。

 

 国連食糧農業機関(FAO)が毎月発表する食料価格指数(2014~16年平均=100)は21年12月、133.7ポイントと11月からは低下したが、過去最高水準にある。穀物、肉、酪農品、野菜・油糧、砂糖などあらゆる品目が高騰している。新型オミクロン株の感染急拡大で、労働者の移動や物流に目詰まりが生じているのに加え、旺盛な世界需要が背景にある。

 

 米シカゴ穀物市場では、大豆、小麦、トウモロコシ価格が、13~14年以来の高値圏で推移している。中国の輸入拡大が続いており、すでに20~21年の大豆輸入量は1億トンに達し、トウモロコシ2951万トン、小麦1061万トンに達している。

 

 長期にわたり低迷していた砂糖価格も、主要生産国の干ばつによる供給懸念を背景に、20年4月以降、4年ぶりに上昇に転じている。ちなみに、タイの20~21年の砂糖生産量は757万トンで、前年度の829万トンから2年連続で減少。21~22年は1000万トンに回復する見通しだが、世界最大の砂糖生産国であるブラジルの生産が干ばつにより、3600万トンと、前年度比600万トン強減少する見通しだ。

 

 食肉価格も上昇している。豚肉は、18年夏以降、中国で蔓延(まんえん)したアフリカ豚熱(ASF)の影響による同国での豚肉生産の急減=輸入急増が価格上昇のきっかけとなった。

 

◇「農産物インフレ」再来

 

 米農務省によると中国の豚肉輸入量(枝肉ベース)は、18年の145万トンから20年には528万トンに急増し、世界の豚肉貿易量の約半分を輸入するようになった。その後は420万トンまで減少したものの、今や日本の145万トンを抜いて、世界最大の豚肉輸入国となっている。牛肉の輸入量も18年の136万トンから22年325万トンと2.3倍に拡大する見通しで、世界貿易の3割強を占める。鶏肉の輸入も拡大傾向にある。

 

牛肉価格の上昇は、主要輸出国である米国で消費が急回復する一方、飼料穀物価格の高騰で牛そのものの価格が1年前から約3割上昇していることも要因だ。

 

 現在の食料品価格の上昇は、10年前の「アグフレーション」(農産物のインフレ)を想起させる。経済のグローバル化で一気に豊かになった人口大国である中国やインド、東南アジア諸国の需要が拡大した結果生じている現象であり、構造的な価格上昇との指摘だった。その後の推移をみると、レーショニング(価格上昇による需要減少)や供給量に拡大の余地もあり、価格はひとまず落ち着いたものの、以前のレベルには戻っていない。今回の「アグフレーション」は、中国などの需要拡大もさることながら、新たにさまざまな供給制約が加わっていることが最大の違いだ。中国の輸入を中心に需要が拡大するなか、供給不安は拭い切れないとすれば、22年の穀物市場は高止まりが続きそうだ。

 

(柴田明夫、資源・食糧問題研究所代表)さんの記事でした!

 

 

 

 

 

備蓄指示で混乱、一部で買いだめ

中国、台湾問題を連想

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www.nikkei.com

 

 

 

 

 

【速報】 中国政府が食料備蓄求め、買占め騒動「戦争準備では」 [お断り★]

asahi.5ch.net

 

 

 

 

 

軍事ジャーナリストの黒井文太郎氏は「ロシアのウラジーミル・プーチン大統領がこの局面で、軍事行動に出ないことはあり得ない。ウクライナ東部を親ロシア派に独立させ、地元の要請を受け、ロシア軍が介入する選択肢があるようだ。

 

www.zakzak.co.jp

 

 

 

 

北朝鮮弾道ミサイルを発射か 今年すでに6回の実験

2022.01.30 

 

www.cnn.co.jp

 

 

 

 

 

何処かで見た記事に、北京の冬季オリンピック終了後に、ロシア・北朝鮮・中国が同時に動く可能性が大!